10years
2006年 11月 12日
昨日に引き続き、環境問題についての記事です。
しつこい・・・かもしれないですけど、
またもや衝撃のニュースを知ってしまったので・・・
以下、「サステイナブル・インベスター社」のメールマガジンからの引用です。
あ、勝手に引用していいのかわかんなかったけど(汗)、
絶対にこのレポートはいろんな人に知ってほしいって思ったから・・・いいよね?
いいということにしましょう!笑
てか、笑い事じゃないんです、ホントに・・・
--------------------------------------------------------------------------------
先週10月20日(金)、青山の国連大学にて
「国連大学ゼロエミッションシンポジウム2006」
が開催され出席してきました。
このプログラムの中で、特に山本良一教授(東京大学)の最新レポートが
印象的だったので報告します。
山本教授のシミュレーションによると、
早ければ2016年には地球上の多くの生態系が壊れてしまい、
いわゆる人類絶滅の危機を迎える可能性が極めて高い、との事です。
2016年ですから、今から10年後、という衝撃的内容です。
この前提としてまずは気温上昇と環境影響の予測が紹介されました。
その概略は以下のとおりです。
(+X度は、産業革命以前の想定気温からの増分)
+1度 氷河溶解によりペルー等で飲料水/農業で影響。
アフリカで作物収穫現象、クイーンズランドで
熱帯雨林の50%減少など。
+1.5度 インド洋中心にサンゴ礁が死滅。グリーンランドの
気温が2.7度を超え、氷床の全面溶解開始。
+2.0度 海面上昇とサイクロンの巨大化。10~28億人に
水ストレス。サンゴ礁の97%が死滅、世界的に
穀物収穫量激減し1200万人~2億人が
飢餓リスクにさらされる。
+2.5度 豪州カカク湿地・中国北方森林が完全消滅。
南アの固有植物2800種が消滅。
アフリカのグレートレイクのエコシステム崩壊。
チベット高原の永久凍土が溶解し砂漠化
+3.0度 世界人口の50~60%がデング熱にさらされる。
西南極大陸氷床の不安定化
山本良一教授の説明によれば、
上記の中で+1.5度で生物の多くが甚大な影響を受け、
+2.0度で人類を含む主要生態系が事実上破壊され、
タイムラグがあるとはいえ多くの生物が絶滅の危機を迎える可能性が高い、
ということです。
生態系破壊ですから、食物連鎖等様々な複合要因により、
食料・水が得にくくなり、病気・災害が多発して生きていけなくなる、
という事のようです。
これが、EUが「+2.0度以下に抑制すること」を長期政策目標に掲げる理由だ、
とのことでした。
なお、
ガイア仮説で知られるJames Lavelock氏は今年1月インタビューに答え、
「地球は地球温暖化の引き返すことのできない時点を通り過ぎてしまった」
と発言しているとのことです。
なお山本良一教授のシミュレーションによれば、
+1.5度 2016年 (生態系の多くが壊滅的打撃)
+2.0度 2028年 (人類を含む生態系の多くが絶滅の危機へ向かう
ポイント・オブ・ノーリターン)
+3.0度 2052年
+4.0度 2069年
という結果ということです。
ちなみに、NASAのHansen教授が発表した
2001年~2005年の5年間における気温上昇研究の結果は、
全地球で+0.54度であった、とのことです。
20世紀中の気温上昇が+0.6度とされており、
これに+0.54度を足し合わせると、
直近は既に+1.14度まで上昇したこととなり、
山本良一教授のシミュレーションである2016年で+1.5度は、
ほぼペースとしても不自然ではないといえる、とのことです。
なお、山本良一教授の仮説では、
+1.5度を達成すると、
その後の対策を施しても+2.0度は回避できないと考えられ、
+2.0度を達成すれば、
即座に人類が絶滅する訳ではないとしても、
人類の滅亡へ向けてポイント・オブ・ノーリターン(引き返せないポイント)
を超える可能性が高い、とのことです。
このようになると、もはや+1.5度~+2.0度は不可避な情勢とも取れますが、
イギリスの科学振興協会会長のフランセス・ケアンクロスは、
英国政府はただちに温暖化回避策と同時に、「適応策」を採用すべきである、
と発言した模様です。これは、温暖化は不可避との前提に立ち、
例えば「温暖化に強い作物開発」、「防波壁の建設」、「海岸地域での建設禁止」
などの措置を指しています。
山本良一教授は、
京都議定書の目標設定は「焼け石に水」
と指摘しており、
より強力な対策を要するとしていますが、具体的にどのような対策を
採るべきかは今回は示されませんでした。
しかし、仮にこのシミュレーション・指摘が正しいとすれば、
我々に残された時間はほとんど無い、
という事となり
緊急に対応をしていく必要が出てきます。
--------------------------------------------------------------------------------
・・・ということなんです。
10年後、ですよ。
10年なんてあっという間です。
後戻りができなくなる前に、
ボクたちにできることは片っ端から何でもいいからやっていくしかないと思うんです。
じゃないと・・・
この間、久司先生の講演会で、
久司先生もぼそっと「もう手遅れ」みたいなことを
言っていたような気がするんですけど(記憶違いだったらゴメンナサイ)、
久司先生は全てお見通しなのかも・・・
だけど!
まだ後戻りできると思うんです。
それは一人一人の意識にかかってて。
温暖化って言ってもピンと来ない人にも、
何度も何度も働きかけることによって、
きっと大きな環になる。
ボクはそう信じてます。
■朝飯
なし
■昼飯
玄米粥 +黒ごま塩、パンプキンシード
大根の浅漬け
ピーナッツバター+米飴
キャロブチップス
■晩飯
玄米ご飯
味噌汁(わかめ、生揚げ、かぼちゃ、人参葉)
納豆
重ね煮(玉ねぎ、あらめ、人参)
人参葉の胡麻和え
白菜の浅漬け
ピーナッツバター+米飴
キャロブチップス
□考察
朝:○ 昼:○ 夜:○
甘いものに手を出したけど、マクロ的にはまだ許されるもの。
というわけで、OK!
パンなどの誘惑には打ち勝ちました!!
でも、どうもぼーっとしていて、陰性傾向。
昨日チョコ食ったせいか???
あとは、来週両親に留学計画を話に行くので、
ちょっと精神的にストレスが溜まってるのもあるのかも・・・
おかげで、英語の勉強も捗らず。汗
ただ、アトピーの具合は問題なし。
順調に回復してます。
しつこい・・・かもしれないですけど、
またもや衝撃のニュースを知ってしまったので・・・
以下、「サステイナブル・インベスター社」のメールマガジンからの引用です。
あ、勝手に引用していいのかわかんなかったけど(汗)、
絶対にこのレポートはいろんな人に知ってほしいって思ったから・・・いいよね?
いいということにしましょう!笑
てか、笑い事じゃないんです、ホントに・・・
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先週10月20日(金)、青山の国連大学にて
「国連大学ゼロエミッションシンポジウム2006」
が開催され出席してきました。
このプログラムの中で、特に山本良一教授(東京大学)の最新レポートが
印象的だったので報告します。
山本教授のシミュレーションによると、
早ければ2016年には地球上の多くの生態系が壊れてしまい、
いわゆる人類絶滅の危機を迎える可能性が極めて高い、との事です。
2016年ですから、今から10年後、という衝撃的内容です。
この前提としてまずは気温上昇と環境影響の予測が紹介されました。
その概略は以下のとおりです。
(+X度は、産業革命以前の想定気温からの増分)
+1度 氷河溶解によりペルー等で飲料水/農業で影響。
アフリカで作物収穫現象、クイーンズランドで
熱帯雨林の50%減少など。
+1.5度 インド洋中心にサンゴ礁が死滅。グリーンランドの
気温が2.7度を超え、氷床の全面溶解開始。
+2.0度 海面上昇とサイクロンの巨大化。10~28億人に
水ストレス。サンゴ礁の97%が死滅、世界的に
穀物収穫量激減し1200万人~2億人が
飢餓リスクにさらされる。
+2.5度 豪州カカク湿地・中国北方森林が完全消滅。
南アの固有植物2800種が消滅。
アフリカのグレートレイクのエコシステム崩壊。
チベット高原の永久凍土が溶解し砂漠化
+3.0度 世界人口の50~60%がデング熱にさらされる。
西南極大陸氷床の不安定化
山本良一教授の説明によれば、
上記の中で+1.5度で生物の多くが甚大な影響を受け、
+2.0度で人類を含む主要生態系が事実上破壊され、
タイムラグがあるとはいえ多くの生物が絶滅の危機を迎える可能性が高い、
ということです。
生態系破壊ですから、食物連鎖等様々な複合要因により、
食料・水が得にくくなり、病気・災害が多発して生きていけなくなる、
という事のようです。
これが、EUが「+2.0度以下に抑制すること」を長期政策目標に掲げる理由だ、
とのことでした。
なお、
ガイア仮説で知られるJames Lavelock氏は今年1月インタビューに答え、
「地球は地球温暖化の引き返すことのできない時点を通り過ぎてしまった」
と発言しているとのことです。
なお山本良一教授のシミュレーションによれば、
+1.5度 2016年 (生態系の多くが壊滅的打撃)
+2.0度 2028年 (人類を含む生態系の多くが絶滅の危機へ向かう
ポイント・オブ・ノーリターン)
+3.0度 2052年
+4.0度 2069年
という結果ということです。
ちなみに、NASAのHansen教授が発表した
2001年~2005年の5年間における気温上昇研究の結果は、
全地球で+0.54度であった、とのことです。
20世紀中の気温上昇が+0.6度とされており、
これに+0.54度を足し合わせると、
直近は既に+1.14度まで上昇したこととなり、
山本良一教授のシミュレーションである2016年で+1.5度は、
ほぼペースとしても不自然ではないといえる、とのことです。
なお、山本良一教授の仮説では、
+1.5度を達成すると、
その後の対策を施しても+2.0度は回避できないと考えられ、
+2.0度を達成すれば、
即座に人類が絶滅する訳ではないとしても、
人類の滅亡へ向けてポイント・オブ・ノーリターン(引き返せないポイント)
を超える可能性が高い、とのことです。
このようになると、もはや+1.5度~+2.0度は不可避な情勢とも取れますが、
イギリスの科学振興協会会長のフランセス・ケアンクロスは、
英国政府はただちに温暖化回避策と同時に、「適応策」を採用すべきである、
と発言した模様です。これは、温暖化は不可避との前提に立ち、
例えば「温暖化に強い作物開発」、「防波壁の建設」、「海岸地域での建設禁止」
などの措置を指しています。
山本良一教授は、
京都議定書の目標設定は「焼け石に水」
と指摘しており、
より強力な対策を要するとしていますが、具体的にどのような対策を
採るべきかは今回は示されませんでした。
しかし、仮にこのシミュレーション・指摘が正しいとすれば、
我々に残された時間はほとんど無い、
という事となり
緊急に対応をしていく必要が出てきます。
--------------------------------------------------------------------------------
・・・ということなんです。
10年後、ですよ。
10年なんてあっという間です。
後戻りができなくなる前に、
ボクたちにできることは片っ端から何でもいいからやっていくしかないと思うんです。
じゃないと・・・
この間、久司先生の講演会で、
久司先生もぼそっと「もう手遅れ」みたいなことを
言っていたような気がするんですけど(記憶違いだったらゴメンナサイ)、
久司先生は全てお見通しなのかも・・・
だけど!
まだ後戻りできると思うんです。
それは一人一人の意識にかかってて。
温暖化って言ってもピンと来ない人にも、
何度も何度も働きかけることによって、
きっと大きな環になる。
ボクはそう信じてます。
■朝飯
なし
■昼飯
玄米粥 +黒ごま塩、パンプキンシード
大根の浅漬け
ピーナッツバター+米飴
キャロブチップス
■晩飯
玄米ご飯
味噌汁(わかめ、生揚げ、かぼちゃ、人参葉)
納豆
重ね煮(玉ねぎ、あらめ、人参)
人参葉の胡麻和え
白菜の浅漬け
ピーナッツバター+米飴
キャロブチップス
□考察
朝:○ 昼:○ 夜:○
甘いものに手を出したけど、マクロ的にはまだ許されるもの。
というわけで、OK!
パンなどの誘惑には打ち勝ちました!!
でも、どうもぼーっとしていて、陰性傾向。
昨日チョコ食ったせいか???
あとは、来週両親に留学計画を話に行くので、
ちょっと精神的にストレスが溜まってるのもあるのかも・・・
おかげで、英語の勉強も捗らず。汗
ただ、アトピーの具合は問題なし。
順調に回復してます。
by maru-chan1107
| 2006-11-12 20:25
| エコ